神経痛・・？

　いやはやいやはや・・

　最近・・此の一二年、脚の内部が痛くなることがあった。
どんな痛みか上手く説明出来ないが・・血管が硬くなって、立ち上がったときや歩き出そうとしたときなどに、増えた血流に適応出来ずに、少しだけしゃがみ込みたくなる様な痛みが起きるのだろうと思っていた。

　今年、夏が終わり涼しくなって来て、右脚だけその痛みが起きることがあった。

　ところが此の二三日は、頻繁に起きる様になった。
『こいつは拙いぞ、脚ならまだしも脳や心臓で不具合が起きたら大変なことになる・・トライアル車は、貰ってくれるだろうが、狆達は誰も持って行かないだろうな・・』

　と思い、納豆を久々に購入して来た。北海道産小ぶり大豆使用三パック￥88。
ナットウキナーゼの働きに期待しての行動だ。
　ところが、一向に改善の兆しが無い。（そんなに直ぐ効くものか・・？）

　そんな折、夜中のアルバイト中に閃いた。
『此れが、若かりし頃年寄り連中が言っていた神経痛と云うものではあるまいか？』

　まだ二十代の頃、五十、六十は年寄りに思えたものだ。
自分が五十、六十に成ったら、年寄りは七十、八十だと思っている。
七十、八十になったら九十、百が年寄りだと思うだろう。

　それは仕方が無いことだ。
　自分は自分、三つのときも十八のときも三十九のときも今も、顔に開いた二つの穴から世界を見つめているのは同じ自分であるから、細胞が老化しても意識は老化仕様が無い。
　まあ、時折スウィッチを切られてアンドロイド老化設定ファクトリーでアップロードされていれば、そう云うことは無いかもしれないが・・。

　神経痛・・忘れていた言葉だ。

　二十代、87針縫う手術を受けたのだ。患部は右脚・・Sherco膝の脚だ。

　畏らく間違い無いだろう。
それとも此れも老化設定ファクトリーの新たな設定なのだろうか。

　兎も角、神経に効く食べ物は何だろう・・？